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ABOUT
次世代が創る、
金融の新たなスタンダード
金融業界は今、デジタル化とサステナビリティの潮流により変革期を迎えています。本セミナーは、この変化の最前線に立つ金融機関・スタートアップの若手人材を主対象に、金融の未来を「考える」から「創造する」へと導く実践的な知見と行動指針を提供する初の試みです。
「金融経済教育」「資産運用」「スタートアップ」の3つの核心テーマを通じて、基礎と応用、金融機関と起業家の視点を往復しながら深掘りします。各セッションは政策動向と実務事例に基づく専門的な内容に、金融リテラシー向上に資する基礎解説を統合的に組み合わせ、知識の習得から意思決定の質向上まで包括的にサポートします。
参加者一人ひとりが金融の未来を自分ごととして捉え、明日から実装できる一歩を持ち帰る実践的な場です。既存の枠組みを超えた新たな視点で、持続可能な金融システムの構築に向けて、ぜひご参加ください。
PROGRAM
プログラム
規制対応から事業機会創出まで、段階的な取り組み方法を具体的に議論します
01
18:00-18:05
開会挨拶

服部 経治
Brookfield Japan 株式会社 代表取締役 マネージング・ディレクター、グローバル ・クライアント・グループ 日本代表
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服部 経治は、ブルックフィールドのプライベート・ファンド・グループにおける日本代表を務めております。本邦機関投資家からのブルックフィールドの多岐にわたるプライベートファンドへの投資および投資後のクライアントサービスの責任を担っています。また、Brookfield Japan 株式会社の代表取締役を務めています。
2015 年にブルックフィールドへ参画する以前は、クレディ・スイス証券のプライベート・ファンド・グループで勤務し、オルタナティブ戦略のプレイスメント・エージェント・チームを立ち上げてアジア全域のカバレッジを確立し、日本を含むアジアの機関投資家向けに様々なプライベート・ファンドの資金調達業務を率いていました。それ以前は、グローバルの投資銀行で投資銀行業務における様々な上級職を歴任し、日本国内のプライベート・エクイティファンドの設立メンバーも務めました。また、ニューヨークのアーンスト・アンド・ヤングで、米国および国際企業の監査実務経験にてキャリアを開始しました。
コロンビア大学ビジネス・スクール (MBA) 卒、慶應義塾大学経済学部卒、米国公認会計士。
02
18:05-18:30
パネルディスカッション①
「金融経済教育で高める従業員満足度と企業価値」
- 職場での金融経済教育の重要性
- 従業員の資産形成支援が企業に与える効果
- 企業導入における実務的課題と解決アプローチ

パネリスト:新谷 亜紀子
金融庁 企画市場局企業開示課 課長補佐
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2012年(平成24年)金融庁入庁。
総務企画局市場課・国際室、OECD日本政府代表部等を経て、22年より2年間、OECD事務局に出向し、G20/OECDコーポレートガバナンス原則の改訂を担当。
24年7月より企業開示課にてコーポレートガバナンス改革を担当。

パネリスト:伊藤 雅子
アセットマネジメントOne 株式会社 執行役員 企画本部 副本部長 兼 未来をはぐくむ研究所長
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2003 年興銀第一ライフ・アセットマネジメント(現アセットマネジメントOne )入社。外為マーケット経験を生かし、専門的な話をわかりやすく伝えることを第一に投資信託の普及に努め、20年に渡り営業員向け研修や一般投資家向けセミナーなどで講演。
個人の資産形成、ファイナンシャル・ウェルビーイングや金融経済教育の分野における啓発・普及活動を目的として、2023年10月アセットマネジメントOne内に未来をはぐくむ研究所を設置、所長に就任。

パネリスト:清水 季子
株式会社EmEco 代表取締役社長
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1987年東京大学工学部を卒業後、日本銀行入行。
日本銀行初の女性支店長、審議役、欧州統括役、国際担当理事を歴任。2024年理事任期満了退任。
株式会社豊田自動織機取締役。株式会社EmEco代表取締役社長。2025年4月東京都男女平等参画審議会会長に就任。
―理工系のバックグラウンド。
―G7をはじめとする国際会議にて、地球規模の課題に対し、日本を代表して議長を務めるなどの成果を収めた。
―各国代表者のほか名古屋を中心に経営者等との幅広い人脈をもつ。
―米Forbes「The World’s 100 Most Powerful Women」選出。
―人的資本強化を目的とした会社を起業。

モデレーター:本田 幸一
金融経済教育推進機構 経営戦略部 部長
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2007年(平成19年)金融庁入庁。
検査局総務課に配属。企画部局、監督部局、官民交流(ANAホールディングス)、課長補佐(金融教育担当)などを経験。
金融担当副大臣(宮下一郎副大臣、赤沢亮正副大臣(いずれも当時))の秘書官等を経て24年7月総括企画官兼広報室長。
25年7月よりJ-FLECに出向。
03
18:30-19:10
パネルディスカッション②
「スタートアップの飛躍的成長に向けてできることは何か?」
- 日本のスタートアップエコシステムの課題
- ベンチャーキャピタルが直面する投資環境
- スタートアップ成長への現実的な壁

パネリスト:菅野 暁
東京大学CFO
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1982年東京大学経済学部卒業後、日本興業銀行(現・みずほ銀行)に入行。1986年マサチューセッツ工科大学経営大学院修了(経営学専攻)。2012年みずほ銀行・みずほコーポレート銀行常務執行役員投資銀行ユニット長兼アセットマネジメントユニット長、2014年みずほフィナンシャルグループ執行役専務国際・投資銀行・運用戦略・経営管理統括、2016年同執行役専務グローバルコーポレートカンパニー長、2017年同執行役副社長を経て、2018年アセットマネジメントOne代表取締役社長。2023年8月東京大学初のCFO(執行役)に就任、2024年4月より同理事。

パネリスト:楠美 公
京都大学イノベーションキャピタル代表取締役社長
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1989年、現 ㈱三井住友銀行へ入行。同行にて、主として法人の資金調達を担当。各法人毎のニーズを分析し、社債、流動化、ABL(Asset Based Lending)、シンジケーション等を活用したソリューション提案型の業務を行ってきた。
2007年から、現 SMBCベンチャーキャピタル㈱(旧 大和SMBCキャピタル㈱)にてPrivate Equity部門ヘッドとしてバイアウトファンドを運営。上場企業を含む複数の投資先企業の社外取締役、常勤顧問等として経営に参画。
2013年4月から、京都大学にて大学発スタートアップ支援スキームの制度設計を行い、京都大学イノベーションキャピタル㈱設立を主導。
2014年12月(同社設立時)に執行役員投資部長、2020年4月に代表取締役社長に就任。

パネリスト:合田 ジョージ(本名 合田 剛)
株式会社ゼロワンブースターホールディングス 取締役、株式会社ゼロワンブースター 代表取締役
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MBA、理工学修士。東芝の重電系研究所・設計を経て、同社でSwedenの家電大手との国際アライアンス、中国やタイなどでのオフショア製造によるデザイン白物家電の商品企画を担当。村田製作所にて、北米向け技術営業、米国半導体ベンダーとの国際アライアンス、Motorolaの全世界通信デバイス技術営業に携わり、その後、同社の通信分野のコーポレートマーケティングにて全社戦略策定を実施。スマートフォン広告のIT StartupであるNobot社に参画、Marketing Directorとして主に海外展開、イベント、マーケティングを指揮、同社のKDDIグループによるバイアウト後には、M&Aの調整を行い、海外戦略部部長としてKDDIグループ子会社の海外展開計画を策定。現在は01Boosterにてコーポレートアクセラレーター・事業創造アクセラレータを運用すると共にアジアを中心とした国際的な事業創造プラットフォームとエコシステム構築を目指している。日本国内の行政や大学を含む、多数の講演やワークショップ実施の実績あり。

小崎 亜依子
一般社団法人スタートアップエコシステム協会 理事
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2024年1月より、JANPIAの出資事業部をリードし、日本におけるインパクトファーストなインパクト投資市場の創造に取り組む。 ESG投資のプロフェッショナルとして、2007年より日本総合研究所において金融機関等のESG投資戦略や商品開発を支援しながら、日本証券アナリスト協会設置の「企業価値分析における ESG 要因研究会」委員などもつとめ、日本におけるESG投資の普及啓発に貢献。2020年から2022年まで、金融庁においてサステナブルファイナンス専門チームの立ち上げや関連政策の策定支援に携わる傍ら、プロジェクトを組成し「スタートアップエコシステムのジェンダーダイバーシティ課題解決に向けた提案」を公表。
ピッツバーグ大学公共政策国際関係大学院・修士課程修了、慶應義塾大学総合政策学部卒。公益社団法人 日本証券アナリスト協会 認定アナリスト(CMA)

モデレーター:森田 宗男
FinCity.Tokyo 専務理事
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2025年7月より、FinCity.Tokyoの専務理事に就任。旧大蔵省を皮切りに40年以上にわたり、財務省、金融庁、在外日本政府公館や国際機関での幅広いネットワーク・知見を活かし、日本の金融市場の透明性向上や持続的成長、先進的な金融規制の整備に寄与してきた。
金融庁においては、監督局証券課長、銀行第一課長などを歴任し、証券・銀行分野の監督・行政の高度化や危機管理に携わった他、総合政策局長、金融国際審議官として日本の国際金融センター構想の企画と推進も主導した。
国際的には、証券監督者国際機構(IOSCO)第3常設委員会委員長(2007〜2009年)として世界の証券業者規制のルール作りに貢献。また、金融安定理事会(FSB)やバーゼル銀行監督委員会(BCBS)の委員にも就任し、リーマンショック後の国際金融システムの安定化やバーゼル3の規制改革に関与した。
現在は、SMBC日興証券株式会社社外取締役(監査等委員)取締役会議長を務める。
04
19:10-19:50
パネルディスカッション③
「インベストメントチェーンの強化に向けた現在地」
- アセットオーナーの投資高度化とガバナンス改革
- 運用会社の競争力強化の資産運用の高度化
- 新興運用会社育成プログラム(EMP)活用による多様化促進

パネリスト:菅野 暁
東京大学CFO
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1982年東京大学経済学部卒業後、日本興業銀行(現・みずほ銀行)に入行。1986年マサチューセッツ工科大学経営大学院修了(経営学専攻)。2012年みずほ銀行・みずほコーポレート銀行常務執行役員投資銀行ユニット長兼アセットマネジメントユニット長、2014年みずほフィナンシャルグループ執行役専務国際・投資銀行・運用戦略・経営管理統括、2016年同執行役専務グローバルコーポレートカンパニー長、2017年同執行役副社長を経て、2018年アセットマネジメントOne代表取締役社長。2023年8月東京大学初のCFO(執行役)に就任、2024年4月より同理事。

パネリスト:中村 明弘
企業年金連合会 運用執行理事
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1987年厚生年金基金連合会(現企業年金連合会)採用。
1990 年厚生省年金局出向。1999 年日本経済研究センター出向。
2004年年金運用部管理評価グループリーダー。2008年投資戦略担当チーフ・ストラテジスト。
2017年年金運用部長。2019年より現職。
公益社団法人日本証券アナリスト協会認定アナリスト。CFP®(日本FP協会認定)。1級DCプランナー。

パネリスト:黄 春梅(ホァン チュンメイ)
インパクト・キャピタル株式会社 代表取締役
新生インパクト投資株式会社 代表取締役
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2005年より新生銀行(現:SBI新生銀行)において、19年間にわたりプライベートエクイティ投資業務に従事。ベンチャー投資、バイアウト投資、ファンド投資などを担当し、ファンド投資委員、上場企業を含む投資先及びファンド運用会社の取締役・監査役を歴任。
2017年には邦銀系初のインパクト投資ファンド「子育て支援ファンド」および第2号ファンド「はたらくFUND」を設立し、インパクト投資チームのヘッドを務める。2024年1月に同行を退職後も「はたらくFUND」の運営を継続し、インパクト・キャピタル(株)を始動。同年5月には、「人」の「Well-being」を追求する「インパクト・キャピタル1号ファンド」を組成。
GSG国内諮問委員会(現:GSG Impact JAPAN)委員 兼「インパクトIPOワーキンググループ」副座長、金融庁「インパクトコンソーシアム 市場調査・形成分科会」 副座長、日本CFA協会理事、多摩大学サステナビリティ経営研究所客員研究員、カイテク株式会社社外取締役などを兼任。
日本CFA協会ではアドボカシーコミッティ担当理事として、継続学習プログラムやアドボカシー活動を含む年間20回以上のセミナー企画・開催を統括。
日経WOMAN「ウーマン・オブ・ザ・イヤー2019」受賞。米国公認会計士、CFA協会認定証券アナリスト、日本評価学会認定評価士。

パネリスト:村山 治子
野村アセットマネジメント株式会社 執行役員
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1997年4月に野村證券投資信託委託株式会社(現 野村アセットマネジメント株式会社)に入社。マーケティング部を皮切りに、金融法人部や投信情報サービス室、プロダクト・サービス部などで、マーケティング企画やプロモーション業務に従事、その後人事部長を経験するなど幅広い分野でリーダーシップを発揮。
2023年4月からはクライアント・サービス二部長を務め、2025年4月より執行役員としてDX・ビジネスインフラユニット長に就任。長年にわたり投資信託の普及と資産形成を支援し、金融サービスのデジタルトランスフォーメーション推進に注力している。

モデレーター:森田 宗男
FinCity.Tokyo 専務理事
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2025年7月より、FinCity.Tokyoの専務理事に就任。旧大蔵省を皮切りに40年以上にわたり、財務省、金融庁、在外日本政府公館や国際機関での幅広いネットワーク・知見を活かし、日本の金融市場の透明性向上や持続的成長、先進的な金融規制の整備に寄与してきた。
金融庁においては、監督局証券課長、銀行第一課長などを歴任し、証券・銀行分野の監督・行政の高度化や危機管理に携わった他、総合政策局長、金融国際審議官として日本の国際金融センター構想の企画と推進も主導した。
国際的には、証券監督者国際機構(IOSCO)第3常設委員会委員長(2007〜2009年)として世界の証券業者規制のルール作りに貢献。また、金融安定理事会(FSB)やバーゼル銀行監督委員会(BCBS)の委員にも就任し、リーマンショック後の国際金融システムの安定化やバーゼル3の規制改革に関与した。
現在は、SMBC日興証券株式会社社外取締役(監査等委員)取締役会議長を務める。
05
19:50-19:55
閉会挨拶
06
20:00-21:00
ネットワーキング
※イベントの内容は予告なく中止・変更する場合がありますが、あらかじめご了承ください。
OVERVIEW
開催概要
会場・オンライン参加ともに無料。事前登録制で開催いたします。
開催概要 | 次世代金融・スタートアップ人材向けセミナー~金融の未来を考える~ |
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開催日時 |
2025年10月3日(金)18:00~21:00 ※会場ではセミナー終了後、ネットワーキングを開催いたします。 ※イベントの内容は予告なく中止・変更する場合がありますが、あらかじめご了承ください。 |
開催方式 |
ハイブリッド開催(会場参加/オンライン参加) ※会場参加の申込は先着順 ※オンライン参加は当日開催終了まで受け付けます ご来場には、TIBアプリでの会員登録とQRコードの提示が必要です。 当日の受付をスムーズにするため、事前登録をお願いいたします。 【TIBアプリ登録方法】 ① App StoreまたはGoogle Playで「Tokyo Innovation Base」を検索 ② アプリをダウンロードし、会員登録を完了 |
参加費 | 会場参加、オンライン参加、ともに無料(事前登録制) |
会場 |
Tokyo Innovation Base(TIB) 東京都千代田区丸の内3-8-3 |
会場アクセス |
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共催 |
一般社団法人 東京国際金融機構(FinCity.Tokyo) 株式会社日本取引所グループ / 株式会社東京証券取引所(JPXマネ部!ラボ) 金融経済教育推進機構(J-FLEC) |
後援 | 一般社団法人オルタナティブデータ推進協議会(JADAA)、The Alternative Investment Management Association(AIMA)、 金融経済教育推進機構(J-FLEC)、金融庁、一般社団法人国際資産運用センター推進機構(JIAM)、一般社団法人サスティナビリティコミュニケーション協会、一般社団法人サステナビリティデータ標準化機構、一般社団法人サステナブル経営推進機構、一般社団法人サステナブルファイナンスプラットフォーム運営協会、株式会社商工組合中央金庫、一般社団法人 新経済連盟、一般社団法人全国銀行協会、一般社団法人投資信託協会、一般社団法人日本暗号資産等取引業協会、NPO法人日本FP協会、一般社団法人 日本経済団体連合会(経団連)、特定非営利活動法人日本サステナブル投資フォーラム、 一般社団法人日本CFA協会、日本証券業協会、一般社団法人日本中小企業経営者協会、一般社団法人日本投資顧問業協会、株式会社日本取引所グループ、一般社団法人Fintech協会 |
PAST RECORDS